おいしい卵は健康な鶏から
いい卵を生産する土台となるもの、それは鶏です。いい鶏はどうやって育ってくれるのか、大事にしているのはエサと環境です。
エサは日本人になじみ深いお米を主原料にし、自作しています。畑の草をあげたりもします。国で定められたワクチンは打たなければなりませんが、抗生物質などの薬をえさに混ぜて常用したりはしていません。
環境はとにかくストレスフリーな状態を保つことを心がけています。天井の高い平飼いの鶏舎で、風通しもよく、太陽の光をたくさん浴びて動き回る鶏たちは毛づやもよく、とさかも濃い赤色をしていて健康そのもの、といった姿をしています。
スーパーで売られている多くの卵は輸入物のトウモロコシを食べ、パプリカ色素が混ぜられたエサを食べることでオレンジ色の黄身の卵を産み、何弾も重ねられた小さなケージに詰め込まれ、日の光を浴びることはありません。その一つ一つの違いが味の違いにも表れています。 ☆ゆで卵で食べ比べてみてください。ほのぼのハウスの卵の白身が少し甘いのが感じられると思います。
※黄身の色について・・・人間は本能的に濃い色のもののほうがおいしそうに見えるのだそうで、スーパーの卵の黄身はオレンジ色で実際においしそうに見えますよね。あれはエサのトウモロコシの黄色とえさに混ぜられたパプリカ色素などで人工的に着色したものです。
一方ほのぼのハウスの卵の黄身はレモンイエローで、初めて見た方は大体びっくりされます。それはエサに白いお米を使っており、着色料も使っていないためです。個体差があったり、夏のほうが少し色が濃いのは草をあげているからです。
草の緑も黄身の色に添加されるので草をたくさんあげることができる春夏や、単純に草が好きな鶏が生む卵は少し色が濃いようです。実際に目をつむって食べ比べてみるとわかると思いますが、味に は影響はありません。